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追いつめられた小林議員 声震わせ「14日にお話を…」(産経新聞)

 「司法の判断は大変重い。14日に改めて私の身の処し方についてお話をさせていただきたいと思う」

 札幌地裁で9日に判決が言い渡された、民主党の小林千代美衆院議員(41)陣営への違法献金事件。陣営の元経理担当、木村美智留被告(46)に有罪判決が下った約1時間後、小林氏は東京の国会内で記者団に声を震わせながらそう語った。

 表情はこわばり、追いつめられた様子。だが、この日も自身の政治的責任に言及する発言はなく、14日に「先送り」にされた。

 14日には陣営に資金提供したとされる北海道教職員組合(北教組)委員長代理、長田秀樹被告(50)の判決公判が予定されており、「その判決をしっかりと受け止めなければいけない」のだという。

 だが、公選法違反罪に問われた陣営幹部の山本広和被告(61)は1日の控訴審でも有罪判決を受けており、自身の陣営幹部2人の判決はすでに出そろった。進退判断を示すのに、長田被告の判決を待つ理由は本来ないはず。

 小林氏はこれまでも自身の進退判断を先延ばしにしてきた。木村被告が逮捕された当時は「起訴されるかどうかも不確実なので、推移を見守っていきたい」。木村被告が起訴されると「(起訴は)事実誤認のところもあるのでは」と強気の姿勢に。進退についても「考えてない」と明言。

 初公判後も「議員の身分については今の時点で申し上げるべきではない。今後の司法の判断を尊重したい」との談話を発表するのみだった。

 鳩山由紀夫前首相からは退陣表明時に「責めを負って」と“辞職勧告”されたが、その後は一時は秘書も連絡が取れない「雲隠れ」。国会会期中に辞職すれば補欠選挙は参院選と同時に行われるため、進退表明を先送りにしているとの見方も出ている。(大竹直樹)

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